•ぐっすりと眠れるようになりたい
•朝の目覚めがスッキリとして、やる気を起こしたい
•前日の疲れを残したくない

あなたは、よく眠れていますか?

アーユルヴェーダの季節の過ごし方には、
真夏は特に眠りが浅くなったり、
寝不足になりがちになると言われています。

体力も消耗しやすい夏ですから、
しっかりと睡眠をとって、
疲れを取りたいものですね。

この記事では

健康や美容では絶対外せない
睡眠をアーユルヴェーダに基づいて、
考えてみたいと思います。

睡眠の妨げとなる2つの体質(ドーシャ)について


寝足りないなぁ
と感じるようになったのは、
いつ頃からだったでしょうか?

私は30代半ばに入った頃だったように思います。

朝起きた時、すでに疲れている。
よく眠れてなくて、日中ぼーっとしてしまう。

このように思うことはあれば、
睡眠の質が悪くなっていているかもしれません。

そんな時にアーユルヴェーダで考えられるのは、
2つの(ドーシャ)の影響になります。

どちらかのタイプ
または、

どちらも蓄積する事で、
眠りの質が悪く、
疲れが取れなくなっている可能性が考えられます。


それでは、
「アーユルヴェーダ は初めて聞くよ。」
という方へ、

アーユルヴェーダ と、
アーユルヴェーダ の要である、
体質(ドーシャ)
説明を簡単にしたいと思います。

アーユルヴェーダ は、
約5000年前から続く伝承医学です。

仏教の生まれる前、ヴェーダ時代からあります。

最も古い医療体型
です。

伝承医学と言うと、
日本人に馴染みが深いのは、
中医医学、鍼灸や漢方ではないでしょうか!

アーユルヴェーダ はそれらより更に古くからあり、
また、影響を与えています。

古い文献には活発に交流のあるものが残っているのも興味深いです。

ではまず、アーユルヴェーダの基本中の基本となる、
5つの元素と、
3つの体質(トリドーシャ)の働き

をお話ししますね。

5つの元素は
地 水 火 風 空
です。

世界はこれらで成り立っているという考えです。

初めて聞く方は、
ぜんぜん、ピンときませんよね(笑)

わたしも最初は全然、腑に落ちずでした。

この5元素のお話を聞いた時、
20年以上前の映画ですが、
シュワルツェネッガー主演の、
『フィフスエレメント』を思い出しました。
この映画でも5つの元素が元になっていました。

話はそれましたが、
アーユルヴェーダは自然に基づいたもので、

宇宙
も、動植物私たち
全てはこの5つの元素で、
成り立っているという考え方になります。

そして、

それらを3つのドーシャ
体質働きに分けます。

ヴァータ、ピッタ、カパ
と呼びます。

この3つで、
アーユルヴェーダの目的である、
病気の治療や、
健康な人の健康増進
免疫力アップ
をしていきます。

ここまで、
ドーシャ(体質、エネルギー)で、
アーユルヴェーダでは見分けていくという事を、
お話ししました。

そして、
アーユルヴェーダで、
睡眠と言えば、
2つのドーシャ(体質)が大きく関わってきます。

ヴァータピッタです。

注意散漫悩みやすい!眠りが浅くなる体質(ドーシャ)は?

では、
1つ目の睡眠と関係のあるドーシャ、
ヴァータについて触れていきますね。

眠りの浅いドーシャエネルギーと身体の関係

ヴァータは、
5つの元素のうちの、
の質が多くあります。
イメージするととても軽い質があり、
良く動くというのが分かりますか。

その通りで、
体の中のあらゆる動きを司っているエネルギーになります。

エネルギーというと、
科学的な世の中で生きてきた私達には、
なんだか怪しいですよね。。

では、現代の解剖学に合わせて見ていきましょう!

ヴァータといえば動きです

体の中の動きというと、
循環器系呼吸器系神経の伝達などの動きが、
ヴァータの働きです。

血液が流れる、
リンパ液が流れる、
呼吸が流れる、

その流れているエネルギー、
働きは、
ヴァータと考えます。

絶えず流れている、
動く働きは、
ヴァータの働き(エネルギー)によるものです。

そのほか、

例えば、
食べ物が口から消化され、栄養となり、
各細胞へと運ばれる働きだったり、

要らなくなったものを、
排出する働きのこと、
身体の中で動かしているのは全て、
ヴァータと考えます。

ヴァータが無ければ栄養も運ばれず、全ての動きは止まり、
生命活動が出来ないのです。

ドキドキ不安で、眠りが浅い体質の人はこんな人

ここまでは、
体の働きとしてのヴァータをお話ししました。
ここからは体質としてのヴァータを見ていきましょう!

アーユルヴェーダ ではどのドーシャ(体質、エネルギー)を
多く持っているかで、
体質を診ていきます。

ヴァータの多い体質の方のことを、
アーユルヴェーダ ではヴァータ体質となります。

の質の多い、
ヴァータのイメージは湧いていますか?

アーユルヴェーダ では、
ドーシャが身体の特徴精神に関係しています。

一言でゆうと疲れやすい。

ヴァータ体質の方はこんな特徴があります。

【体格】
とても軽い質があるヴァータは、
体格にも現れてきます。
細身で痩せ型です。
太りにくいと言えるでしょう。
そして、背が高いか、低いのも特徴です。

【皮膚】
皮膚の色は暗めの色で、冷たいです。
手足の冷えのあるタイプになります。

【目】
よく動く性質のためとても好奇心旺盛で、
瞳もキョロキョロ
よく動きます。
時に、落ち着きがない印象になってきます。

【精神】
とても動くという性質がから、
心も良く動くため、飽きっぽいところがあります。
覚えるのは早いのですが直ぐに忘れてしまうところもあります。

また、悪化した時には、
集中力が欠けて、
注意散漫になり、
不眠パニックを起こしやすい傾向にありますので、
精神、神経を落ち着かせるケアがとても大切になっていきます。

さて、
ここで、
私を例に取って、
のお話をしたいと思います。

私は睡眠が得意ではありません。

ヴァータの多い体質でもあります。

布団に入ってもすぐには眠れなく、
本などを読みながら眠くなったら、
そのタイミングを絶対に逃さず寝なくてはいけません。

私は健康のために、
睡眠を気にしながら、
毎日過ごしていると、
言っても過言ではないかもしれません。

布団に入ったらすぐ寝れる、
旅先などでも、どこでも寝れるよ、
という方がとても羨ましいです。

アーユルヴェーダを実践するまでは
本当にこのヴァータに困っておりました。

どんな時に、
このヴァータが悪化して眠りを妨げてしまうかというと。

忙しく予定を立て過ぎたり、
緊張するような事や、
不安な事がある時です。

途端に寝つきが悪く
眠りが浅くなってしまいます。

忙しくしていると、
頭の中心の中も、
忙しく動きます。

スケジュール的にも忙しいという事は、
肉体的にも移動が多い時かもしれません。
動きすぎる事でヴァータが上がり蓄積されていきます。

ヴァータ蓄積、上がる事で、
身体の中は乾燥して便秘になりやすく、
そして、
神経の働き
過敏になってしまうのです。

その結果、
不眠に悩まされます。

【簡単】対処方法

では、そんな風や空という軽い質が上がり過ぎた時は、
重くしてあげれば良いのです。

アーユルヴェーダではオイルをよく使います。

アーユルヴェーダ の3大オイルの中の
太白胡麻油を、
暖かくて気持ちよい温度に、
湯煎で温め、

たーっぷりと身体に塗った後、
お風呂で軽く発汗したり。

寝る前に、
頭に湿布してラップなどを巻き、
そのまま就寝。

そうすると

あら不思議

ヴァータが落ち着いて
神経、精神が落ち着いて

ぐっすりと眠りにつけるのです。
(もちろん、ヴァータが落ち着くので便秘にもよいです。)

イライラ怒りやすい!寝付きが悪い体質(ドーシャ)は?

ヴァータに続きまして、2つ目のドーシャ、
ピッタについてお話ししますね。

寝付きの悪いドーシャエネルギーと身体の関係

ピッタが多くなり過ぎても寝付きが悪くなります。

ピッタ5つの元素のうちの、
の質が多くあり、
特に火の質が強いです。

熱くて、燃焼するというイメージが湧いてきますでしょうか。
では、
現代の解剖学に合わせて見ていきましょう!

解剖学的に言うと、
消化器官あらゆる代謝です。

食べ物が口から胃に入り
消化するという働き(エネルギー)、

そして各器官へと運ばれ、

栄養とる形に変換していくこと
代謝を起こしていく働き
(エネルギー)、
ピッタの働きになります。

ピッタが無ければ食べ物を分解することも、
栄養を吸収する形に変換することが出来ません。

その結果、
栄養は身体に吸収されず、
生命活動が出来ないのです。

イライラ怒りで寝付きが悪い体質の人はこんな人

ここまでは、
体の働きとしてのピッタのお話ししました。

の質の多い、
ピッタのイメージは湧いていますか?

ここからは、
体質としてのピッタを見ていきましょう!

一言でゆうと怒りやすい。

ピッタ体質の方はこんな特徴があります。

【体格】
ピッタは火の質が高く代謝が良いため、
栄養をきちんと吸収して筋肉も良く育ちます。

中肉中背で筋肉量多めでしっかりとしています。
ダイエットもしやすい方ですね。

【皮膚】
皮膚はとても暖かく、ピンクがかっていて、
ピッタが悪化すると赤くなりやすく、
お肌が薄く敏感肌になります。

【目】
代謝、変換の良いピッタは、頭の中でも変換が得意です。
頭の回転が早く頭の良いところがあります。
そのため、論理的に話し、目も説得力があり、鋭いです。

【精神】
代謝を司るピッタの性質から、頭の回転も良く頭がいい方が多い、
自分の考えをしっかりと相手に伝えることができる論議が好きです。

また、悪化した時には、
イライラしやすく怒りへと変わります。
怒りやすい人とも言えます。

怒りの蓄積しやすい傾向から、
眠りを妨げる傾向にあります。

 

さて、
わたしはサロンを12年運営しておりますが、
ご来店のお客様の60%くらいの方が
眠りが浅いとお悩みをお持ちです。

半分以上の方ですね。

先に書きましたヴァータはもちろんなのですが、
ピッタが原因の場合も見受けれます。

最近、上司が変わってね、すごく嫌な人なの。。
仕事は部下に押し付けておきながら、手柄を独り占め。。

イライラ、怒りが蓄積

『同僚で、意地の悪い人がいて、
いつも誰かをターゲットにしていたり、
それを見てはイライラしている』

怒り、、、

『夫が浮気して…』
(あっ!この場合は怒りと悲しみヴァータとピッタ の混合ですね。)

など、
精神的にイライラ、
頭がカっとなるような事でも

ピッタが上がり悪化します。
これも眠りの妨げとなっていくのです。

それから…
夏の終わりの頃になると

『最近、眠れてないんです。。
寝つきが悪くて』

なんて方が多くなります。

夏の終わりから…秋の初旬には、
夏の暑さで、
ピッタが蓄積して、
そして悪化するんです。

【簡単】オイルで対処方法

では、火、熱という質が上がり過ぎた時は、
熱を取り除いてあげれば良いのです。

アーユルヴェーダ の3大オイルの中の
ココナッツオイルは、
を取り除きます。

ぬるいくらいの温度にして、

たーっぷりと身体に塗った後、
お風呂で軽く発汗したり。

寝る前に、
頭に湿布してラップなどを巻き、
そのまま就寝。

そうすると

あら不思議

ピッタが落ち着いて、
イライラや、
が取り除かれて、

ぐっすりと眠りにつけるのです。

どうでしょう!
あなたはどちらのタイプのでしたか。
どちらも当てはまる方もいるかもしれませんね。

2つタイプの不眠にも効くドリンク


2つのドーシャを下げてバランスを保ち、
眠気を誘うドリンクをご紹介します。

皆さんも、
きっとご存知のホットミルクです。

アーユルヴェーダ の考えでは、
属性というものがあります。

ミルクは冷性で身体を冷やしますので、
ピッタを沈静してくれます。

そして、重くて油性の質から、
ヴァータも沈静してくれるのです。

アーユルヴェーダ では、
これに、ナツメグパウダーを少量入れて、
ジャガリー、無ければ黒砂糖や生砂糖で、
ほんのり甘くします。
(間違っても蜂蜜は入れないでね)

アーモンドをクラッシュしてパラパラ入れてもよいです。

とても美味しいので飲み過ぎないようにしましょうね。
ほどほどに。

それでは、
ここまでお読み頂いきまして、ありがとうございます。

身体のバランスをとる、
ご参考になれば嬉しく思います。